この広告、メッセージは90日以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事でこのメッセージが消せます。
  

Posted by あしたさぬき.JP at

150年前のかずら

2010年04月17日



藁ぶき屋根の天井に組まれている竹の格子を結んでいるかずら。

それを針金で結びなおしているのですが、こうしてはずされた紐のようなものは

「かずら」です。

切れているものもありますが、まだしっかり結ばれているものも多くあります。

これは、建てられてから一度も手が加えられていないもの。

ということは、150年前にこの家を建てた人が結んだものです。

その時代の大工さんでしょうか。この家のご先祖さまでしょうか…。

そんなことを考えていると、なんだか時代を超えて行くみたいでわくわくします。

屋根裏には、藁を束にして泥を重しにしていました。

昔の断熱材だそうです。


屋根裏の竹は、当時あった囲炉裏や窯で燻され、黒くなっています。


丹精込めて作られたこの家を、また使わせていただけることに感謝せずにはいられません。

補強して、またこれから末永く使わせてもらいたいと思います。

人が集い、笑いの絶えない空間になって、喜んでもらえますように…ピカピカ  
タグ :かずら


Posted by kiki at 19:56Comments(3)cafe